教室を急遽休む

毎週、密かに楽しみにしている火曜日のマスターズクラスであるが、昨日は急きょ欠席した。急きょというのは、実際にプールまで出かけて服を脱ぐとこまではしたのだが、急きょそう決断したのだ。仕事帰りにいつもの立ち飲み屋で飲んだまではいいが少し長居をしてしまい、一旦家に帰らずに直接プールに出かけたのだが、この日に限ってというか、いつも鞄に常備してある水着セットの中に水着が見あたらない。帽子とゴーグルと曇り止めとシャンプーまでそろっているのに、水着だけが無いのだ。フロントまで降り、水着販売コーナーを探すが、一番安いのでも三千円、しかもなんかよくわからないブランドのスパッツみたいな奴しかない。三千円、これは確かにもったいないけれども、しかしそんなことは私の水泳に対する情熱に比すれば大した額ではないと思った。これは確かだ。だがいかんせんデザインが、わたしの美意識に反するものだった。腹が出ているくせにそれより水着にこだわるのがわれながら、なんというか、他人の水着なんか誰も気にもしないのに、なぜかあり得なかったのだ。

そしてせっかくなのでシャワーだけを浴び早々にプールを後にした。客観的にどんな風に見えるのか観覧席からクラスの光景を覗いていこうかと少し思ったが、悔しいのでそれもやめた。

帰りにはマルエツに寄って海鮮おつとめ品を大量に買い込み、家に帰りドカ食いをした。とてもだめだめな一日だった。